お知らせ
令和8年度 福岡市地域リーダーフォローアップ講座が開催されました!
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福岡市では、広く市民の方にユマニチュード®を周知する目的として、公民館や小中学校、企業などでユマニチュード講座を実施できる講師「福岡市ユマニチュード地域リーダー(以下、地域リーダー)」を養成しています。今回は、その地域リーダーの皆さんを対象としたフォローアップ講座が開催されました。
日頃の活動を振り返りながら、福岡市におけるユマニチュードの歩みと、未来に向けた熱い想いを共有する貴重な機会となりました。
優しいケアの輪、さらなる広がり
講義に先立ち、福岡市から昨年度の活動実績と今年度の取組について発表がありました。
ユマニチュードは、地域リーダーの皆さんの日々の活動に支えられ、さらなる広がりを見せています。
<令和7年度の活動実績>
・一般向け講座:開催数174講座 / 受講者数4,848名
・児童生徒向け講座:開催数220講座 / 受講者数27,892名
未来を担う児童生徒の皆さんにもユマニチュードが届いていることは、福岡市が目指す優しいまちづくりの大きな礎となっています。
今年10月には、「国境なきユマニチュード国際会議」を開催いたします。
福岡市において広がりを見せてきたユマニチュードの優しいケアの輪を、今度は福岡市から世界に向けて発信していく、新たな歴史の1ページとなります。
福岡市とユマニチュード ~キーワードは「体感」~

講義を務めたのは、ユマニチュード認定チーフインストラクターであり、南福岡脳神経外科病院リハビリテーション部に所属する安武澄夫さん。なぜ福岡市でこれほどまでにユマニチュードが広がり、人々に受け入れられてきたのか、そのプロセスと大切な原点を優しく紐解く講義が行われました。
福岡市で初めてユマニチュードの研修を実施したのは2016年です。そして、その2年後の2018年には、認知症になっても住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまちを目指した「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」が福岡市の施策としてスタートし、その中核にユマニチュードが位置付けられました。
福岡市でここまでユマニチュードが施策として進められた背景には、高島市長が実際にユマニチュードのケア技法を実践し、相手から受け取る変化を身をもって“体感”したことも大きいそうです。
講義の中で、安武さんは”体感”という言葉を何度も強調されました。
「ユマニチュードは、実践しないと語れません。実践して初めて、自分の行動の変化に対して相手から返ってくる変化(ギフト)を体感することができます。この体感を通して、一人ひとりがユマニチュードに対する理解を深めていくことが重要です。そして、この先ケアを受ける人に優しさと安心を届けられる世の中がスタンダードになっていくかが、今後の皆さんの挑戦です。」というメッセージを残されました。
最後に、これからの未来に向けて、有名なアフリカのことわざを紹介して講義を締めくくりました。
早く行きたければ一人で進め、遠くへ行きたければみんなで進め
If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
「地域リーダー1期生から3期生まで総勢63名、全員が大切な仲間です。ケアを必要としているその先にいる人のことを忘れず、みんなで一緒に、この優しさと安心の輪を遠くまで、未来まで、届けていきましょう」
仲間の絆:気づきと学びの共有
講座の最後は、参加された地域リーダーの皆さんがテーマに沿って意見交換するグループワークを行いました。
「みなさんが普段の仕事や介護の中でユマニチュードを実践してみて、体感した効果や得られたものは何ですか?」というテーマでは、「発語が増えた」「攻撃的な行動が減少した」「全く反応のなかった家族が笑ってくれるようになった」など、ケアを受ける利用者様やご家族に変化があったという体験談が語られていました。
また、その他にも「職場の一体感が増した」「強制的なケアがなくなって仕事が楽しくなった」「自分自身が心穏やかに落ち着いて接することができるようになった」など、実践する側の変化についても共有されていました。
それぞれの体験や想いが次々と飛び出し、終始笑顔と共感の拍手に包まれたグループワークになりました。
普段は個々での活動が多い地域リーダーの皆さんがですが、同じ役割・同じ目標を持つ仲間です。このグループワークでの交流を通して、地域リーダーの皆さん自身が横のつながりを実感され、とても有意義な時間を過ごされている様子が伺えました。

福岡市では、今年度も対象者別にユマニチュード講座を実施いたします。ユマニチュードを学んでみたい方は、ぜひご参加ください。詳細は下記ホームページで随時お知らせいたします。